よかろうもん!- All Right Boy - [My Postcard Collection]
「よかろうもん」 - All Right Boy - by Heita Hirashima
一時期、夏になると毎年、伊豆の下田へ出かけた。
下田のペンションで、見つけたこのポストカードに一目ぼれしてしまった。
「よかろうもん - All Right Boy - 」(というタイトルの絵)。
タイトルがまず、面白い。
絵の方は、見ての通り、ピキピキの金髪の男の子が、
太陽を背中に背負って、ビッグウェイブに、乗ってる。
「よかろうもん!」
"All Right, Boy!!"
まるで、「どうじゃー!!」と波の上で、叫んでいるかのようだ。
なんだか、この絵が大好きなのだ。
どうにも、この絵が大好きなのは、この絵の発するエネルギーがこちらを元気にしてくれるから。
この絵は、何と言うか、"原始のエネルギー"のようなものを発している。
この絵の、太陽のこどもみたいな、ピキピキの金髪の男の子が、
元気をくれるようで、私は大好きだ。
下田の夏の日々の思い出が、「よかろうもん」- All Right Boy - のポストカードを
取り出すと、あれこれと頭の中を廻る。
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Heita Hirashima(平島 平太さん)のHP:http:boat.zero.ad.jp/heita777/index.html
絵本を描いたり、すてきな小屋をつくったりされているみたいです。
この方の、絵を描くための"小屋"は、必見。すごく可愛いです。
仕事の中には、『秘境ツアー』なんていうのもある。
私にとっては、ラスタな"謎の人物"。
Shinjuku Skyscraper [私Mの日常]
柄にもなく、photographyしちゃいました。(by mobile)
あんまり、空が美しくて。
あんまり、ビルが美しくて。
自然に手が動いて、写真を撮っていました。
誰かに伝えたい、そう思わずにいられませんでした。
雲の動きが、案外、速いため、
目の前の高層ビルが、こちらに向かって倒れてくるような、錯覚。
何回も、楽しんでみました。
この写真で、その錯覚の感じが伝わるか。
かっこいい、New Yorkの写真みたく、撮りたかったんだけど。
デジカメが欲しくなった。
(持ってないんです、今時ね…ぇ)
EOSの一眼レフのデジカメね、サンタさん、おねがいっ!
Chiao!
Dolly Dingleのちいさなお友達 [My Postcard Collection]
Jr. Allenの着せ替えポストカード
また、にくらし可愛い、薄キモ可愛い女の子の着せ替え衣装付ポストカードです。
色がとってもキレイなの。
写真がイマイチだから、うまく伝わらないかもしれないけど…。
女の子の顔が、ちょっとサイコミステリっぽいかな?
アンティークっぽい雰囲気がするちょっと自慢の一枚です。:)
庭園美術館-ルネ・ラリック展のポストカード [My Postcard Collection]
ロールスロイスのボンネット用の女神- ルネ・ラリック作
庭園美術館で購入したポストカード。
アールデコ展を見に行ったとき、展示されていて、感激。
その昔、自分のロールス・ロイスに、ルネ・ラリックに特注した女神を
ボンネットに据えた人がいたんだ。
すごく贅沢で、退廃的で妖しく、美しい。
ルネ・ラリックのガラスの花瓶
この花瓶は、モダンで、強い線とガラスの調和が美しい。
どちらも、ポストカードのガラスの写真が、とても美しくて、ため息がでる。(私の写真が良いのではない)
まず、庭園美術館は、建物自体が素晴らしく、どんな展示の時も、
展示物を凌駕する存在感だ。
玄関の車寄せに立って、真上を見上げると、格調の高いランプのデザインが目を惹く。
中に入ると、天使のガラスのおおい壁があって、これは、ラリックによる、特注のガラスだ。
私は、殿様(と言っていたらしい)の、バスルームを見せていただき、その洒落たつくりに、感動。
婦人の部屋のファイヤープレイスの灰の覆いが、アイリスのデザインでとても美しかった。
庭園美術館は、いつも、建物にマッチした展示をしていて、
アールデコ展や、アンティークの宝飾品展、古いチャイナ展など、心惹かれる。
でも、本当に、心うばわれるのは、時代に翻弄された朝香の宮ご一家が
ごく短い期間、精いっぱい美しく住まわれた、この建物自体だ。
美しく、完璧にしつらえてある分、はかなく、哀しい。
鉄線の便箋と封筒 + さくらの便箋と封筒 [My Postcard Collection]
鉄線の便箋と封筒
さくらの便箋と封筒
鉄線の便箋と封筒は、箱崎で購入したもの。
その渋い色と大胆な構図を見て、通りすがりに一目ぼれして。
とうとう残り1枚、というところで、使わないことにした。
気がついたら、もう、20年以上たっているんだ。自分でもちょっと、びっくり。
姉夫婦が香港に旅立つ折に、見送りに行った、箱崎で。
よく見ると『若沖筆/花蟲帖』と、書いてあるのを今回、発見。
どんな人なんだろう。なんか、オダギリジョーの「蟲師」みたい。
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注:この鉄線の便箋封筒は、伊藤 若冲によるものと、後で、分かった。
12月20日読売新聞夕刊の記事「北陸地方の旧家で、若冲の晩年の大作の屏風が見つかった」
それは、白象と鯨の水墨画の屏風でした。
伊藤 若冲(1716~1800)江戸時代中期、細密描写による花鳥画でしられる画家。
「若冲居士」の落款。 この発見が嬉しかった。ブログに載せなければ、気づくことも
なかった。
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さくらの便箋と封筒は、今年の春に買ったもの。
あんまり、さくらの色と形が可愛らしくて、
もう!買わずにいられないって。
この頃は忙しくて、手紙の一枚も書いていない。
George, 行ってきます ― ただいま、George. [私Mの日常]
George, I'm home!
(ヘタクソな写真でショーモないんですが、人の居るホームで撮るのが、ハズカシクテ。
もとより、写真初心者ですので、これで、精一杯。)
Honda Odysseyの CMを初めて見た時、目がくぎ付けになってしまいました。
完全に、持っていかれちゃいました。
「かっこいい・・・・・・、ジョージ・クルーニー・・・・」(ため息)
CMが数分で終わってしまうのが、口惜しいほど。
「もっと、続きを見せてくれぃ!!」
他のCMにTV画面が代わってからも、しばし、呆然。
な~んて、かっこいいんでしょう!
『いい男』をカタチにして、命を吹き込むと、ジョージ・クルーニーになる、
と言っても、過言ではない。(と、言い切っちゃう)
次男が、ぼそりと「かっこいいね、この人。」
男が見ても、かっこいい男なのだ。(一応、15歳の中学生でも、男ですから…)
懐かしい、The Bee Geesの"Stayin' Alive"をバックに
颯爽と歩くすがたに、私の目は釘付け、口は半開きでした。
(キャー、George, カッコイイ)と、こころは、そう叫ぶのでした。
出勤時は、JRの駅張りのHonda Odysseyの広告のまん前に立って、
電車の中から、 「George, 行ってきます…」
帰りに駅のプラットフォームに降り立つと、
「ただいま、George…」と、密かに『わたしのGeorge気分』。
でも、次男はこう断言した。
「こういう、かっこいい男って、日本には絶対、居ないね、。」
はい、まさに、その通ーーーり。 ・・・
猫のポストカード [My Postcard Collection]
三毛猫のポストカード
灰色の猫のカード
猫のポストカード2点も、とても大事なカード。
2匹とも、目がとても良い。
三毛猫の方は、そのふてぶてしさが、太目のからだと目つきからかもしだされていて、
にくらし可愛い。
灰色の猫の方は、若い猫らしい体つきと丸い目が可愛い。
バックが黒で、分かりにくいが、2枚とも、猫のかたちのカードで、開くようになっている。
特別、猫好きというわけではないけれど、
(どちらかと言えば、犬派で、犬しか飼ったことないです)
このカードは、すごく大事にしている。
ポストカード・コレクション [My Postcard Collection]
自分に、趣味とよべるものは、ないと思っていた。というか、暫く、忘れていた。
「趣味は?」と聞かれると、いつも少し、戸惑った。
ジョギングは好きだけれど、走ることへの熱意はそれほど、ない。
気がのらなければ、1-2ヶ月も走らなくたって、平気だ。
出勤前の早朝のジョギング10kmを欠かさないという、サラリーマンの話などを聞いたりすると、
とても、おこがましくて、趣味「ジョギング」などとは言えやしない。
私のジョギングは、気が向いた時のほんの「散歩」程度のもの。それ以上のものではない。
そこで、「趣味は?」と聞かれると、最近は、仕方なくこう答えていた。
「スポーツニュースのはしご」!?
確かに、冷えたビール片手に「スポーツニュースのはしごをする」のが、
私の至福の時、あるいは、この上なくリラックスした時間である。
スポーツをしている人を見るのが、好きだ。
だが、このあいだ、棚の整理をしていて、私は、とても長い間、忘れていたことを思い出した。
私は、自分がとても好きだった物を思い出したのだ。
それは、ポストカードだ。
300種類以上はあるのではないだろうか。特に、集めようと思って集めた物ではない。
ただただ、好きで、ほしくて、いつの間にか、箱いっぱいになってしまった。
手紙を書くのが好きなのではない。むしろ、筆不精で、年賀状すら、毎年、返事しか書かない。
それなのに何故、ポストカードが好きなのだか、自分でもさっぱり分からない。
気に入って求めたポストカードは、決して、使わずに、取っておいた。大事だから。
私のポストカードは、人に手紙として、出すために購入されたものではなく、
手元にとっておいて、眺めるために購入された物だ。
やむを得ず、出さなくてはならないことがある時は、無論、気に入ったポストカードで出したいので、
当時は、出すことになりそうな物は、初めから余分に、2-3枚購入していた。
だから、今でも、気に入ったものが、皆、手元に残っているのだ。
便箋と封筒のセットも同じで、こちらは、便箋が最後の1-2枚になった時点で、
もう使わずに取っておく習慣だ。
几帳面に決めてそうしたのでもない。いつの間にか、そういうルールになっていた。
多分、18歳ぐらいの時からだと思う。私がポストカードを買い出したのは。
青山のファイヤー通り(だったと思う)に、On Sunday's (だったと思う…)という
ポストカード専門の店で、1-2枚のカードを買ってからだ。
知らずに、店に1歩入って、興奮でドキドキした。
「ポストカード専門の店」というのは、当時はまだなかったと思う。
この店が、日本で最初のポストカード専門店のはずだ。
その時のカードも、勿論、今も持っている。
あの店は、どうなっただろう。(誰か知っていたら、教えてください)
そこから始まって、ことある毎に、買い求めた。当時は、輸入物が自然と中心だったと思う。
その後、アメリカで生活をすることになり、更にカードの数が多くなっていった。
アメリカのものは、派手な物が多く、ポップなユーモア系か、花や花束、レースなどのロマンティック系が
ほとんどで、実は、そういった物は、私にはアッピールしなかった。
アメリカで、私が選んだのは、
田舎町の本屋で売っていた、カーウボーイ風の古めかしい絵のカードや、
木炭画なのだろうか、白黒で描かれた、朽ちかけた開拓時代風の家や、
風車、サイロなどのモチーフのカード。
それに、やはり本屋で売っていた、ピーターラビットのはがきを1冊の本にしたもの。
そして、ミュジアムものだ。
あの美しい、ポール・ゲッティ・ミュジアムの絵葉書。(邸宅と庭園の写真)
あれから、私は、日本でも博物館を訪れると、今も、葉書を買わずにいられない。
例えば、庭園美術館のポストカード。
上野博物館での恐竜展や、昆虫博でも、美しいポストカードを見つけることができる。
和ものも、大切なコレクションだ。
和紙の美しい、便箋と封筒。渋い紫色の鉄線の大胆な模様の便箋と封筒は、20年前に買入した。
便箋と封筒の1対のみを残して、使ってしまった。もう、随分と色あせてしまったが、今尚、美しい。
こうして、折々に、気に入った物を見る度に、買っていたら、
いつの間にか、コレクションと言ってもいい程の数になっていた。
私は、ポストカードを集めるのが、好きだ。
P.S. カードの写真をこのブログでお見せできるように、すごく頑張って、photo dataをアップしたのだが…
難しい…、…、…。 疲れた…
兎に角、ねむらなくちゃ!(職場にて) [私Mの日常]
どうも、この数ヶ月、寝るのが遅くなって仕方ない。
遅いというか、夜明けまで、何ということもなく、グダグダ起きていることが多い。
いかん、いかん、と思うのだけれど、なかなか、眠る気にならない。
居眠りをしながらでも、ズルズル4時まで、起きて、それからシャワーを浴びて、寝る。
受験生でもあるまいに、私は一体なにをやっているのでしょう…?
さて、やっとこ熟睡がはじまる2時間後の、6時には、もう目覚まし時計が鳴って、朝が来てしまいます…。
朝が来れば、「起きなくては」と、起きて
洗顔、朝食づくり、子ども起こし、阿鼻叫喚の忙しい朝を習性でこなし、
気がつくと、な~んと、もう、電車に乗っかっちゃって、
あれよあれよと言う間に、職場の自分のデスクの前に立って、呆然としています…。
何と、馬鹿げた夜を過ごしたのだろう、自分でもがっかりします。
「よーし、今日こそ、早く寝るんだ!」とこの時、そう思うのですが、
夜中になると、また、ズルズル、ダラダラが始まって、
何をそんなに、がんばっているのだか、わけわからないんですけど、
また、寝ないんですよ、3時や4時まで。
何ですかね、これ。
眠いくせに、眠らないでズルズル起きてるって。
2時間しか寝てなくても、職場では、ちゃんと仕事やってます。
やらなくちゃ。そりゃ。仕事しに来てんだからね。
だけど、仕事から帰宅しても、家には家で、待ち構えている子鬼どもがいやがって、
あまり、夜遅くまで、バイトだ、彼女だ、ギターだ、就職だ、受験だ、模試だ、塾だ、文化祭だ、
飯だ、おやつだ、ジュースだ、Tシャツだ、ジャケットだ、くつしただ、パンツだと、
やってほしいこと、聞いてほしいこと、笑ってほしいこと、世話してほしいこと、
おなかを満たしてほしいこと、 懐みたしてほしいこと、たんすを満たしてほしいこと、
という具合に、攻撃の手をゆるめないので…。
いつも、色々なことをいっぱい、いっぱいやってきたので、ちょっと、おかしくなってしまったのでしょうかね。
でも、兎に角、今日は、本当に眠くて…
さっきから、機嫌が悪くて、周りのひとにツンケンしております。
なんだか、無性に腹が立ってしょうがないんだよね。
「つべこべ言わずに、文句あんなら、自分でやれよ!」
「いつもこまかい事ばっかり、いいやがって、うっせーなぁ!」
「この小心者がぁ!!」とか、めっちゃ言っちゃいたい自分が、
ここに居りまする。
それ、気をつけろ。口は災いの元じゃ。
そうだ、寝ちゃおうっと!
ボスもさっき出かけたことだし、そうよ、ここ(職場)で寝ちゃうのよ!
兎に角、眠らなきゃ。
兎に角、眠らなきゃ。 おやすみなさい。 (職場より)
同窓会だった!!おっと、忘れてたぁ! [私Mの日常]
あんまり、いつもいつも、忙しいもんで、今日が同窓会だったのを忘れてたぁ!
な~んたって、長男は、超自分勝手で、気ままで、我ままな、左きき20歳♂
の標本にしたいような人物だし。ハイ…
次男は、前頁にあるとおり、私には、難解で、不可解で、心配な14歳。しかも、受
験目前ときている。
そりゃ、「はいはい、行きます!」と、返事を出した30年ぶりの同窓会だって、忘れ
ちゃいますよ。
家で、子鬼ども不在の、わずかな時間をぬって、のんびり居眠りでもしようか、と
思ったその時、電話がかかってきた。
「あれー?!ちょっと、家にいるみたいよー!」と電話の向こうで、不作法な物言
い。
私は、憮然として、「どちら様ですかっ?」と、ものすごく感じ悪く応対する。(こうい
う時、単純な性格な分すごく、感じ悪くなる)
「同窓会、来るって言ってたよねー。もう、始ってるんだけど...」
(ああ~っ!しまった、忘れてたぁ...。もういいや。)と心の声。
「ねぇ、今、始ったばかりだし、○×△(私のニックネーム)の家からすぐでしょ、こ
のレストラン。いまから、すぐいらっしゃい! ええい、来なくても1万円の会費は、
貰うわよ!」
「分かった!今すぐ行くから待っててぇー!!」
はい、30分後には、同窓会に参加しておりました。ハァハァ…
見回すと、みんな、マダムのように、美しくも堂々たる威厳。
会社経営のマダムあり、海外から一時帰国の国際結婚キャリアウーマンあり、
歯科医婦人あり、パイロット婦人あり、スタイリストあり、フラダンスに夢中の主婦あり etc.
人生長くなってくると、本当に、色々になってくるもんだなぁ、
とバツイチ息子2人七転八倒型職業婦人母兼父(私の肩書はスゴイよぉ!)
の私は、思った。
とにかく、30年ぶりに会って、ひとまず、楽しかった。ハァハァ…